Maintenance
洗い替え調律のご案内
◆ 洗い替え・調律について



笙の音色は、天から差し込む光のように繊細でどこまでも深く心に染み入ります。
しかしその美しい響きを長く保つためには、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
湿気を含みやすい笙は、長く使うほどに竹や金属部分に微細な変化が生じます。
そのままにしておくと、音の通りが悪くなったり響きが鈍くなったりすることもあります。
洗い替え調律を行うことで、竹管の内側にこびりついた汚れを取り除き、リードの状態を
最適に保ちます。それはまるで、楽器に新たな息吹を吹き込むかのような工程です。
こんな不具合を感じたら、洗い替え調律のタイミングです。
・音を鳴らすのにたくさん息がいる
・音が鳴りにくい、または重く感じる
こうした不具合の多くは、リードに塗られた青石(孔雀石)の剥がれが原因です。
演奏を重ねるうちに青石が剥がれ、隙間が広がることで音が重くなったり、ピッチが狂ったりします。
こうした状態を防ぐためにも、半年から一年に一度の洗い替え調律を行うことが望ましいでしょう。
定期的なメンテナンスで、最高の響きを
定期的な調律を施された笙は、奏者の息遣いに繊細に応え、澄んだ透明感のある音を奏でます。
一音一音が研ぎ澄まされたその響きは、聴く人の心に深く響き渡ることでしょう。
洗い替え調律は、美しい音と豊かな響きを支える大切な工程です。
笙が常に最高の音を奏でられるよう、定期的にケアし、美しい音色を未来へつなぎましょう。
料金
納期は2週間から約1~2ヶ月程度となります。詳細についてはお問い合わせください。
当方へは、依頼者様の元払い(発払い)で楽器をお送りいただきます。
楽器が到着次第、状態を確認し、お見積もりと納期をお伝えします。
作業が完了後、代金をお振り込みいただき、確認次第、着払いにて楽器をお送りいたします。
お名前・ご住所・ご連絡先(メールアドレス)を入力の上、お問い合わせください。
お問い合わせの場合、住所の入力は都道府県・市区町村までで結構です。
